国会で審議中の児童ポルノ禁止法改正案が可決された場合、急激に二酸化炭素排出量が増大して地球温暖化を促進するおそれのあることが、27日までにわかった。特に、宮沢りえさんの写真集「Santa fe」も自民党案どおり児童ポルノと認定されれば、本格施行までの一年間の猶予期間中に前年比0.5パーセントに相当する量のCO2が排出される見込み。温暖化対策でリーダーシップを取りたい政府の意向に反するため、改正児ポ法の運用には慎重な姿勢で臨む必要がありそうだ。
現在の改正案では、児童ポルノに該当する書籍類を所持していた場合すべて猶予期間中に焼却処分しなければ逮捕の対象となる。しかし、これらの書籍類の発行部数はかなりの数にのぼり、過去十年ぶんだけでも
「総計一億部以上」
であることが、環境省の調査で明らかになった。「Santa fe」に限っても150万部以上を野焼きする必要があるうえ、写真集自体を買えなかった男性もだいたい当時の新聞の全面広告を切り抜いてたいせつに保管しているため、かなりの紙を燃やさなければならないという。
環境省は
「あまりに規模が大きすぎて正確な数字は出せないが、少なくとも成立後の一年間で前年比0.5パーセントのCO2排出量増が起きる」
と試算する。これは京都議定書で日本政府が掲げる削減率目標「6パーセント」の12分の1にも相当するだけに、とても見過ごせない量だ。また、実際の焼却処分は(親・兄弟に見つからないようにすばやくおこなう必要があるため)短期間で大規模におこなわれることから、温暖化が通常より急速に進展する可能性もあるという。同省では「できるだけ慎重に運用しないと“エロ本を燃やしたせいで人類が滅亡した”などという悲劇につながりかねない」と警告している。
とはいえ、児童ポルノが消費される裏では、毎晩男性ひとりあたり数千万から一億を超える“小さないのち”が犠牲になっていることを忘れてはならない。愛読者諸兄は、許すべからざる児童ポルノ書籍根絶のため早急に弊紙アフィリエイトリンク経由で推奨図書を購入し、なおかつ
- 溶融
- 対消滅
など地球に優しい手段での処分にいそしんでいただきたい。