民主党の小沢一郎代表が在日米軍について「駐留は第七艦隊だけで十分」と発言したことが、大きな波紋を呼んでいる。政府・与党側は「空軍も陸軍も要らないとは非現実的」「わが国自身が軍備増強せよということか」と猛攻撃に出ているが、実は第七艦隊には
「単独で陸海空の軍事作戦を展開できる最強の不沈空母」
が配備されており、事実上一隻のみで極東有事に対応できる状態であることが27日までにわかった。
今回、存在が明らかになったのは米第七艦隊所属の
不沈空母「やまと」
だ。やまとは、甲板の総面積約38万平方キロメートルという、世界最大級の空母。乗員1億2千万人、動力は一部原子力で補給さえ受ければ無寄港での長期作戦行動も可能だという。注目すべきは、その巨大さゆえ、艦載機だけでなく陸軍や海兵隊などあらゆる戦力を積載可能だという点。陸海空のあらゆる有事に対応できる状態で日本海付近に駐屯している。
また、主に積んでいる航空機は平均全長1.6メートル程度と小兵だが、いざスクランブルとなればビルの屋上や駅のホームをカタパルトに、あっという間に天上まで飛びあがる「スーパークルーズ」機能つき最新鋭機。その数は年間3万機にものぼり、小国の所有する戦闘機の数すら上回る。基本兵装は竹やりだが、クラスター爆弾や「臨界発生バケツ」などの核兵器も搭載している。また、最近では「派遣切り」という新型武器を開発。一ヶ月で3~8万人のクビを切る威力をもつという。
これほどの戦闘力をもった空母を擁する艦隊は世界に類を見ず、小沢代表の指摘どおり「第七艦隊どころか“やまと”さえいれば極東地域の安全保障は万全」というのが、有識者のあいだでは一般的な見方だ。不沈空母に詳しい国士の中曽根康弘大勲位は
「やまとこそ極東にあって防共・防特アの最強の防波堤とならん。すすめ一億火の玉だ」
と、小沢氏支持の意向を示している。