省庁・官邸の官僚らが、あいついでひどい政策を打ち出し失言を繰り返す首相への罰として、
「難しくて読めない漢字を含む反省文を公衆の面前で読ませ、一部始終を動画でネット配信する」
という、ひどいパワーハラスメントに及んでいたことが26日までにわかった。原稿を書いた官僚のブログには「人権侵害だ」などと非難する書き込みが殺到、炎上している。
被害に遭ったのは極東の島国に住むA首相(プライバシー保護のため仮名)。A首相は「定額給付金」など天下の愚策や失言が絶えないため、お付きの官僚が
「こんどやったら恥ずかしい動画をネットにアップしてもらう」
と諌めていた。しかし、それでも失策を繰り返したため、今回の“お仕置き”となった。
官僚のブログによると、動画の撮影は本人も同意のもとおこなわれたという。A首相は国会議事堂や遊説先など公衆の面前で、あらかじめ用意されていた
- 頻繁(はんざつ)
- 踏襲(ふしゅう)
- 詳細(ようさい)
- 怪我(かいが)
など、学習院卒でもとても読めない難読漢字だらけの反省文をわたされ、誤読するようすをさらされた。さらに一部始終はユーチューブにアップされ、全世界で視聴されているという。
これにはネットコミュニティも「ひどすぎる」「一国の宰相がまるでバカみたいだ」と非難ごうごう。官僚のブログには謝罪と賠償を求める書き込みが殺到し、一時はアクセスできないほどの騒ぎになった。弊紙がこの官僚に直接コンタクトを取ったところ、
「こんな騒ぎになるとは思わなかった。今は反省している。こんどから原稿には全部ふりがなを振り、まんがなどもちりばめていきたい」
と話していた。