英レディング大学がラットの脳細胞を組み込んだ自律型ロボットの開発に成功したニュースが話題となっているが、日本大学は18日、レ大から供与を受けた技術で
「人型の培養ラット脳ロボ」
の開発に成功した。今後、政治や掲示板書き込み作業などの分野で働くロボットの実用化に先鞭をつけたかっこうだ。
研究・開発をおこなったのは日大名誉教授の広瀬貞雄博士。研究チームはまず、適当な人体を調達して脳を全摘出。かわりにレディング大が培養したラットの脳細胞を組み込み、自律行動するロボットとして作動させることに成功したという。また、「国家財政が危ない」という刺激を与えると「消費税増税」、blogのコメント欄を与えると「死ねばいいのに」といった反応を示すことが確認された。
18日開かれた記者会見で、広瀬博士は「政治やblogへのコメントなど簡単な仕事をこなすロボットとして、すぐにも実用化可能だ」と自信をあらわにした。記者団からは
「その仕事ならラットでなくミミズの脳細胞でもできるのでは」
「もともとどこかのロボットである政治家を、今回の技術を使ったロボットに取り替える必要があるのか」
など熱心な質問が相次いでいた。
いっぽう、人型ラットロボットの行動を細かく調査したところ、
「ねずみ算的に子孫を増やそう」
と性行為に励む傾向が強く見られた。これには少子化対策に有効と厚生労働省が興味を寄せており、太田誠一農林水産大臣も午後の記者会見で「ロボットを市中に放てば各地で(女性をつかまえてむりやり)子作りに励んでくれる。元気があってよろしい」と賛意を示した。