また裏切られた食への信頼…。日本ハム(本社:大阪)で加工肉食品のPRのため活動している社員が、わいせつ容疑で逮捕されたことが14日わかった。賞味期限偽装以外にも広がる食品業界のモラル低下のあらわれと言え、関係者にはいっそうの意識引き締めが求められることになりそうだ。
逮捕されたのは同社の宣伝部門「ハムリンズ」に所属するソーセジータメンバー(5)。調べによると同メンバーは13日夜、大阪・心斎橋近辺で通りかかった女子高生らに、屹立したイチモツを露出させながら
「ほーら、見てごらん」
などと迫った疑い。現場は「いやーん」「キモカワイイ」「こんなのが入っちゃうの…」と一時騒然となったが、警官が駆けつけソーセジータメンバーをわいせつ物陳列罪の現行犯で逮捕した。
現在、心斎橋署が厳しく取り調べをおこなっているが、ソーセジータメンバーは容疑を否認。
「ふだんどおりの格好をしていただけ。故郷のハムソー星だったら逮捕はありえない。民族差別ではないのか」
などと反論し、まったく反省するようすを見せていないという。
ハムリンズについては、テレビCMで「ハムソーセージおいしそー♪」などと人気を博すいっぽう、紅一点のハミューメンバーが年齢を詐称しているのではないかといった黒い噂に事欠かなかった。今回のソーセジータメンバー逮捕をきっかけに、ハムリンズの暗部にメスが入ることを期待したい。