大阪府の橋下知事が公用車でジムに通ったとして批判されている問題で、発端となった報道の内容がまったくの誤りであったことが18日までにわかった。この問題についてはサヨク新聞やプロ市民ら反橋下陣営を勢いづかせるかっこうの材料となっていたが、ここにきて急転直下の展開を見せはじめた。
この一件で、橋下知事は
「仕事のあと公用車でジムに送らせていた」
とされていたが、どうやら情報の伝達過程で齟齬が生じていたらしい。弊紙が独自取材によって確認したところ、正しくは
「モビルスーツジム(型式番号:RGM-79)で仕事のあとも公用をおこなっていた」
であることがわかった。ささいな語順の間違いによって醜い政争が引き起こされていたというわけだ。
熱心な府政への取り組みで知られる橋下氏。ジムによる公務もかなりのハードワークで、ビームスプレーガンとビームサーベルを武器に
- ワッハ上方破壊工作
- 府立図書館焦土化作戦
- 府職員給与削減作戦(別名:ブリティッシュ作戦)
などを敢行。「ぼくがいちばんうまくジムを操れるんだ」と叫びながら次々と敵をなぎ倒していくさまは、連邦で「一番乗りの疾風」と異名をとるイチバ・ンノウリィ少佐も一目置くほどであったという。
いっぽう、公務にジムを使用していたことについては
「二足歩行の大型ロボットはきわめて非効率的であるとの結論が、ハードSF論壇から繰り返し提示されている。徹底してムダを削ぎ落とすと主張している知事の行動としていかがなものか」
と批判する向きもある。さらには、モビルスーツ購入にあたって正規の入札がおこなわれていないのではないか─と、ヴィックウェリントン社(ジム開発元)と橋下知事との癒着疑惑も、競合のジオニック社から指摘されている。知事にとっては一難去ってまた一難ということになりそうだ。