年若い少年がまたしても…! 警視庁は17日、斧をふりまわしてジャックしたうえ窃盗や殺人を犯したとの疑いで、14歳少年の身柄を確保した。国内では、前日にも愛知県で少年によるバスジャック事件が起きたばかり。少年犯罪の凶悪化と体感治安の悪化を如実にあらわす事件が相次いでいる。
調べによると少年は16日、自宅近くに生えていた巨大な豆の木をジャック。勝手によじのぼって天上の巨人さんの家に不法侵入したあげく、
- 巨人さんの奥さんと密通
- 金の卵を産む鶏や金銀を盗む
などしたという。さらに調子に乗って“しゃべるハープ”を盗もうとしたところで、巨人さんに気付かれたため地上に逃走。斧で豆の木を切り倒し、追跡してくる巨人さんを転落させた。巨人さんはすぐ病院に運ばれたが、地上に叩きつけられた際の全身打撲ですでに死亡していた。
駆け付けた警官に拘束された少年は、動機について悪びれるようすもなく
「牝牛を豆と交換してしまった腹いせにしかたなくやった。できるだけカネを稼いで母に罪滅ぼししたかった」
などと話している。警察では、一連の犯行の流れが童話のようにスムーズで手慣れすぎているため、さらに余罪があるものとみて厳しく追及している。
事件について、内閣総理大臣補佐官で教育再生担当の山谷えり子氏は、午前中の記者会見で
「嘆かわしい限りだ。この少年も、ある意味では戦後レジームと偏向教育の犠牲者。教科書内容の見直しとさらなる厳罰化で、同様の悲劇が起こらないようにすべきだろう」
と語っていた。