秋田県・十和田湖畔でオオハクチョウの死骸から強毒性H5N1型ウイルスが見つかるなど、鳥インフルエンザはまさに“今そこにある危機”だ。そんななか、大阪大学の研究チームが
「鳥インフルエンザの強毒化を止める技術」
の開発に成功した。来るべきインフルエンザパンデミックを防ぐ、日本発の有望な技術となる可能性もある。
開発したのは同大学サイババ研究センターの菊池誠教授。このたび上梓した論文によると、教授らはシベリアから来る渡り鳥のインフルエンザウイルスを採取。このウイルスの鞘(エンベロープ)に電子顕微鏡とレーザーで
「ありがとう」
と書き冷蔵庫に放置しておいたところ、無毒化されているのを確認した。いっぽう
「ばか」
と汚いことばを書いたものは、スペインかぜウイルスなどに変化していたという。
菊池教授は
「うつくしいことばはウイルスにも伝わるということがわかった。うまく活用すれば鳥インフルエンザの無毒化はもちろん、パンデミックも防ぐことができるだろう」
と述べる。厚生労働省関係者も、「大陸からの強毒性インフルエンザ飛来防止に期待できる」と研究に期待を寄せる。
今回の発見についてbogusnews編集主幹は
「非常に社会的貢献度の高い発見だ。弊紙では菊池教授に敬意を払い、かわいい女子大生を紹介してくれるまで彼の業績を積極的に取り上げていきたい」
とのコメントを発表している。