家電大手の初芝電産と五洋電機は25日記者会見を開き、持ち株会社を設立し経営統合に乗り出すことを明らかにした。しかし、新会社の社長に就任するのは業界で「黒いうわさが絶えない」として知られる人物。統合発表直後から、各方面では
「こんな人間が大会社の社長におさまっていいのか」
と批判が相次いでいる。
持ち株会社「初芝五洋ホールディングス」の社長に就任するのは、初芝電産取締役の島耕作氏(61)。広告課出身で、英語力を生かして海外の各子会社管理職を歴任。音楽産業やワインビジネスにかかわったこともある異例の経歴の持ち主だ。だが、華々しい経歴の陰で島氏には常に黒いうわさがつきまとってきた。もっとも有名なものは「職権を濫用し、さまざまな女性と肉体関係をもっている」との指摘。島氏の場合「英雄色を好む」で済まされないのが、
「隠し子を殺したのではないか」
という疑惑がもたれている点だ。
長年、島氏の身辺を調査してきた私立探偵の木暮久作氏は語る。
「彼には、とあるアメリカ人女性とのあいだに認知していない娘がいたんですが…自分の出世のじゃまになると思ったんでしょうね。レコード会社を経営している際、この娘がアーティスト志望だったのをいいことに言葉巧みに近寄り、隙を見て飛行機事故に見せかけて殺してしまったのです」
それだけではない。元・初芝社員の大町久美子さん(仮名)は弊紙記者に「島氏に20年にわたりセクハラを受け、セックススレイブ扱いされた」と勇気ある告白をしてくれた。
「なにかと呼びつけては野獣のように私のカラダをむさぼる、ひどい男なんです。全裸のうえにコートを羽織っただけで公道を歩く羞恥プレイも強制されました。きょうの記者会見直後には“社長就任記念だ”と東京上空をヘリで遊覧飛行しながらエッチさせられたんです」
こんなハレンチな男に大企業のトップがつとまるのか。会見では「コンプライアンスを重視する」とうたった初芝。人選を再度見直すべきではないだろうか。