大みそかに北九州市八幡東区の遊園地「スペースワールド」で起きたジェットコースター事故について、福岡県警八幡東署は現場コース下で納豆を見つけたことを明らかにした。この納豆が九州地方のものではなかったことから、警察は
「関東地方出身者が事故を意図的に引き起こした可能性がある」
と見て慎重に捜査を進めている。
この事故ではジェットコースター「タイタンV」の走行中に連結器がはずれ、車両同士が衝突して乗客13人が軽いけがをした。事故車両を調べたところ、はずれた連結器にベトベトした粘液がついて腐食していたため、県警がさらに詳細な現場検証を進めていた。納豆はその結果3日までに見つかったもので、捜査本部は
「何者かが連結器に納豆を塗りつけて腐らせ、事故を引き起こしたのではないか」
と推測している。
さらに現場に残されていた納豆を試食したところ、しょっぱかったことが判明。
「福岡県民であれば甘だれの納豆を使うはず。犯人は関東出身者の可能性が高い」
と捜査員は話す。当初は“よくある遊園地の事故”と見られていた今回の一件だが、ここに来て“地域間紛争”の可能性が出てきたかっこうだ。
九州一帯については、昨年の流行語大賞に宮崎県の東国原知事による「どげんかせんといかん」が選ばれたことなどをきっかけに、
「九州はすごか」
「タレントもタモさんとかすごいのがおる」
と主張する分離主義者が台頭。これを快く思わない連邦主義者と各地で小競り合いを繰り広げていた。また、現場近くでは昨年末以降
「~じゃん」
「~だっぺ」
などと話す怪しげな集団がたびたび目撃されていたという。県警の担当者は「文化的衝突が新たな悲劇を生みかねない。おなじ日本人同士仲良くしてほしい」と呼びかけつつ、チキン南蛮に舌鼓を打っていた。