寒風吹きすさぶ師走の首都圏。テレビや電車の車内放送で流され、そのかわいさから忙しい人々の一服の清涼剤となっているCMがある。JR東日本の電子マネー「モバイルSuica」の宣伝だ。しかし、美しいものには裏がある。ここにきて
「主演タレントに、整形した過去があるのではないか」
という重大疑惑がもちあがっているのだ。
問題のタレントとはペンギンのスイッピさん(22)。ここ数年、Suicaのイメージタレントとして活躍してきた。モバイルSuicaのCMでは自慢のエアギターの腕前を披露しながらパッチリおめめでニッコリ微笑み、愛想をふりまいている。
「混雑した電車のなかでもあれを見ると癒されますね」
と、スイッピファンの女性会社員(29)は語る。
だが、そんなスイッピさんの愛くるしい姿を「すべて全身整形のたまもの」と指摘する声がある。告発しているのは、都内でタレント業を営む匿名希望のロボット・Aさんだ。
「私が知る限り、4,5年前までは彼の目はあんなにパッチリしてなかったですよ。細くて黒目がちで不気味でしたよ」
という。整形の可能性があるのは目だけではない。数年前には腕がもっと長く体側にそって足元まで伸びており、また体表にはふさふさした毛などなくヌメッとした感じだったとか。これが事実なら前腕部の大手術、全身の植毛─と大掛かりな全身整形が行われたのは間違いない。
Aさんは、さらに「スイッピは1,2年前までは日本語も喋れず“クワクワ”としか言ってなかった」と指摘する。整形ばかりでなく、不法就労外国人である可能性まで示唆する重要な証言だ。スイッピは「作られた偶像」なのか…。弊紙が所属事務所に問い合わせたところ
「まったくの事実無根。スイッピは整形なんてしていない、ふつうのペンギンですよ」
と疑惑を否定する回答が帰ってきた。はたして真相はいかに…?