検索サイト大手のGoogleで「厚生労働省」を検索すると、
「厚生とも労働者保護とも関係ないニセ省庁」
のサイトがトップに表示される状態になっていることがわかった。政府は国民に「だまされないように」と注意を呼びかけている。
bogusnews編集部が26日午後の時点で「厚生労働省」「厚労省」などのキーワード検索をおこなったところ、
- 無辜の人々に致死的な病であるエイズや肝炎を感染させまくり、おまけにそのことを謝らない
- 企業の労働環境をロクに監督せず、過労死を多発させる
- トップがハゲ
など、まったく厚生労働という冠が適切でない“殺人省”がヒットした。しかも、サイトはニセモノとは思えない凝ったつくり。おそらく数億円をかけて外注に丸投げしていると見られる。あまりにも手の込んだ騙しの手口に憤りを覚えずにはいられない。
政府では、
「このニセ省庁を放置すれば、将来は年金がまともに支払われなくなる可能性すらある。国民ひとりひとりが注意を払い、このような省庁を野放しにしてきた政権に対し次の総選挙で民意を明確に示してほしい」
と呼びかけている。また、Googleに対しても、このようなフィッシングサイトが上位表示されている状況を改善してほしい─とコンタクトを取っているところだという。
いっぽう、同様の事例として
- 「財務省」で検索すると、借金を増やして財務状況を悪くする悪質な団体がヒット
- 「防衛省」をググると、外国の軍隊にカネを払って自国を占領させている集団が表示される
などの問題が報告されているとのこと。読者諸兄におかれては、Googleの信用できない検索結果に惑わされることなく冷静に現実を把握するよう努められたい。