「パナマ人はどれだけ日本の海で事故を繰り返せば気が済むのか!」─11日鹿児島沖で発生した貨物船沈没事故を受け、ネットの掲示板ではこんな怒りの書き込みが相次いでいる。理由はこの船が、またしても悪名高い
パナマ船籍
だったこと。
実は、パナマ船籍の船による海難は日本近海で起きる事故(内水面および漁業関連を除く)の、なんと7割を占める。日本船による事故が1割にも満たないことと比べるとまさに雲泥の差。
「他国の海にやってきてこれだけ高確率で事故を起こすとは…放置しておけば日本の海が危ない! ある意味、国家を挙げてのテロ行為だ」
掲示板にあったこんな書き込みにもうなずける。
パナマ船の高い事故率について原因を調べた公式な研究はないが、2ちゃんねる有志のあいだでは
「パナマ人はマナーが悪いから」
「朝貢外交や植民地としての歴史が長く、民度が低いから」
というのが大筋一致した見方だ。「そもそも連中はパナマから何を運びに来ているのか。パナマ産のものなど何も食ったことがない。他人の海で事故る前にパナマ運河で水浴びでもしてろ」などと過激な意見も出ている。
こうした書き込みの中から具体的な活動を起こそうという動きもあるようだ。アマチュア漫画家の山野車輪さんは、パナマ批判をマンガにまとめた
「嫌パ論」
の制作に着手した。「偏向報道がひた隠す“パナマの船は危険”という事実を、できるだけ多くの人に伝えたい。事故を起こしてもかまわないと思いこんでいるパナマ人の既得権益を徹底糾弾する」と意気込む。今月末には取材のため地中海に飛ぶ予定とのこと。わが国が安全な海を取り戻す日の来ることを祈りたいものだ。