最近家庭での普及が進んでいるIH調理について、誤った使い方をして思わぬ事故を引き起こす例が急増。経済産業省は「節度ある使用を心掛けてほしい」と注意を呼びかけつつ、うらやましさに歯がみしている。
都内練馬区在住の会社員で、6月に結婚したばかりのFさん(28)も事故に遭ったひとり。先月のある日、新婚生活を楽しむため残業もそこそこに帰宅すると、奥さん(26)がかねてからお願いしていた愛エッチ調理グッズ
「裸エプロン」
を着用しながら料理しているのを発見。辛抱たまらずうしろから抱きついたところ驚いた奥さんが包丁を落としたため、台所が血の海に。Fさんは右足に三ヶ月の重傷を負った。
経産省によれば、台所で愛あるエッチプレイをしていたために起きた事故は、今年に入ってすでに12件。いちばん多いのは新婚家庭での裸エプロンによるものだが、中には
「前夜の女体盛りのお返しに“男体盛り”をしたら、尿道にしょう油がしみて炎症になった」
などという痛々しい例もあったという。
同省の担当者は
「IH調理プレイはマンネリを避けるために必要なものだが、節度をもってしてほしい」
と注意を促しつつ、眼では「ちくしょうオマエらうまいことやりやがっておれだっていつか…」と語り、かなりうらやましそうなようすだった。