その高機能さから「連続通話時間はかなり短くなるのではないか」と噂されていた、携帯電話端末「iPhone」。米Apple社は18日、今月末の発売を前に
「通話時間は8万時間、待受時間は250万時間になる」
ことを明らかにした。これはスマートフォンだけでなく一般的な端末と比べても驚異的に長大な稼働時間であり、ファンは「さすがジョブスさま」と喜んでいる。
Appleは当初、通話時間が5時間程度となることを想定していたが、出荷版による綿密な動作確認とユーザー調査によって
- いけすかないMacユーザー・Apple信者には、電話するような友だちはいないからだいじょうぶ
- 主な用途は「これがジョブスさまの作ったすばらしいオブジェ…」と陶酔しながら眺めることなので、電源を入れる必要すらない
ということが判明。また、通話においても「もしもし。ジョブスさま? すてきなデジタルガジェットをくれてありがとう…」といった脳内通話しかしないため電力消費がわずかですむこともわかった。
ここから試算するとiPhoneの連続通話時間は8万時間。待受も250万時間となるという。事前に特定反アップル勢力が噂していた「通話時間45分」などというのは、まったく根も葉もない噂であった。また、Apple広報筋からの話によれば、
「iPhoneをひとり100台買ってジョブスさまに帰依すれば、56億7千万年後まで通話して極楽往生できる」
という機能拡張も可能だとのこと。まことにありがたい話である。
なお、同広報筋は「生産が追いつかず供給できないのではないか」との指摘について、
「“これがiPhoneです”と騙して“Newton”の死に在庫を配るのでうまくごまかせる。ピピンアットマークでもいいかもしれない。なあに、連中はりんごマークさえついていれば盲目的に買うのだ」
とも語っている。北米では29日に予定されているiPhoneの出荷だが、道のりは盤石と言えそうだ。