昨年、準惑星へと格下げされた冥王星。対してその原因となり、質量も冥王星より大きいことが先ごろ判明した小惑星エリス。日に日にエリス側有利に傾くこれら2つの天体の争いだが、実は
「女性のあいだでの人気」
はエリスが大きく水をあけられていることがアンケート調査でわかった。識者は「人気を反映して冥王星を惑星に戻すべきではないか」と指摘する。
この調査は先月、民間の調査会社「プルートリサーチ」が全国の女性1000人を対象に行ったもの。エリスの写真などを示し「エリスが好きかどうか」「重さについてはどうか」などをたずねたところ
- あまり好きになれない
- 重いとき不安
など、不信感をあらわにした回答が9割を占めた。
好きになれない理由としては、「ウイングの肌ざわりがよくない」「うしろまわり・横漏れがある」のほか、やはり
「あまりなじみがない」
と知名度の低さを指摘するものが多かった。同社主任リサーチャーの風流土冥さん(2)は調査結果を受け「(編注:天体は?)長く付き合うものだけに、素肌感覚でなじみがあり安心できるものを選びたいという当然の気持ちが数字に出た。やはり信頼感のある冥王星を惑星とすべきだ」と厳しく指摘する。
いっぽう、エリス支持派からは「特定天体の意向に染まった恣意的な調査にすぎない。ちなみに私はロリエ」と、批判の声があがっている。編集主幹はタンポンに興味があるとの情報もあり、まだまだ予断を許さない状況と言えそうだ。