航空自衛隊の田母神俊雄幕僚長は25日の定例記者会見で、不発弾被害が問題視されている「クラスター爆弾」について、
「“生キテ虜囚ノ辱メヲ受ケズ”
という戦陣訓を遵守するうえで必要不可欠」
として、保有見直しに懐疑的な見方を示した。リマで開かれた同爆弾禁止をめざす国際会議などの動きを受けたもの。
田母神幕僚長は「日本のような島国だからといってクラスター爆弾が特に戦術上有効だという事情は別にない」としながら、
「不発弾をふんだんにバラ撒けば、かつての沖縄戦のように民間人に自決のための手榴弾を配る手間がはぶける。不発弾は国民の役に立つ。占領されて紅毛碧眼の南蛮人に生きたまま捕まり、男は生皮を剥がれ女は性奴隷になることとどちらがいいか考えた場合、一億総玉砕のための手段をもっておくべきだ」
と、美しい日本の伝統である戦陣訓遵守の必要性を強調した。
この件について、戦陣訓の生みの親・東條英機の孫にあたる東條由布子氏(67)は
「参院選で当選したら一家に一発クラスター爆弾を配布いたします。自決してもらわないと、戦争の責任を取れって家に押しかけてくる負け犬どものお顔が怖いんですもの。うふふ」
とのコメントを発表している。