SNS最大手の「mixi」で凶悪なウイルスが流行しはじめたことが、28日までにわかった。このウイルスはmixi経由で流行。感染した利用者が「オタク」だと、それをバラすような情報をmixi経由で発信する悪質なもの。ウイルスベンダー各社は
「隠れオタクが次々といぶり出される危険性がある」
と注意を呼びかけている。
流行しているのは「trojan_mixiミュージック」と呼ばれるウイルス。mixi運営事務局が提供しているかのように偽装されたウイルス本体をダウンロード・実行すると感染してしまう。ひとたび利用者のパソコンに侵入したあとは、常時操作状況を監視。音楽ファイルの再生を検知すると、その楽曲のタイトル・アーティスト名などをmixiに自動投稿する機能をもっている。
感染に気づかずに音楽を視聴していると、マイミクさんに
「キングレコードの曲が極端に多いみたいだけど…なんで?」
「昨日の晩、“ジリリ キテル”100回聴いてたんだ?」
など趣味嗜好がバレるという、悲劇的な報告が多数寄せられている。
ウイルスベンダーのトレンドマイクロ社は、
「非常に悪質なウイルス。当面の対策として、mixi使用中には音楽を聴かないでできるだけ静かにしていることが望ましい」
としている。なお弊紙では、18歳から45歳の女性の方に限り特別にウイルス防除法をお教えするサービスを行っている。3サイズとバストアップ写真、mixi ID番号を添えて連絡してほしい。