日本大学文理学部教授で大脳生理学の大家としても有名な森昭雄氏が7日、日大付属病院に緊急入院した。自宅で静養中に突然強い発作を起こしたため。同院では「急性ゲーム脳」とみて経過を観察中。
森氏は「ゲーム脳理論」の第一人者として知られているが、親しい人は「最近奇行が目立っていた」と語る。6日に都内で開かれた講演では、席上、
・突然キレる
・ひとの意見を聞かない
・他の人間やモノを根拠もなく攻撃する
など陽性期ゲーム脳特有の症状を見せた。これらの奇行が帰宅後も止む様子がなかったため、家人が黄色い救急車を呼び緊急入院させたという。
病院側は、
森教授は研究のためふだんからゲームの近くにいた。また、自らが「脳波計」と呼ぶディスプレイつきの怪しげなおもちゃに親しんでいた。これらが教授自身を蝕みゲーム脳に罹患させたのではないか
という。また、収容された森氏がときおり自閉症様の行動を呈していることから、
ゲーム脳の影響で自閉症にかかったのかもしれない。もしそうだとすれば、世界でもはじめての後天性自閉症として貴重な症例になる
と関係者は興味を示す。実態解明のため教授の容態が安定し次第、脳解剖にとりかかる予定だ。