枝野幸男官房長官が6日の参院決算委員会で、「今の天皇が何代目か知らない」「今年が皇紀何年か知らない」と答えたいわゆる「皇紀問題」で、同長官は記者団の取材に対し
「私は宇宙世紀以外は認めない派」
と述べ、あくまで自らの正当性を強弁する方針であることが明らかになった。「Gガン派」などからの批判が強まりそうだ。
側近によれば、枝野長官は「最高峰はやはりファースト。ダークホース的位置付けで高評価すべきなのが“クロスボーンガンダム”だ」とかねてから主張してきた、根っからのUC(宇宙世紀)派。知らずにコズミック・イラの話を振った菅総理に、思わず殴りかかりそうになったこともあるというから筋金入りだ。
そんな長官に皇紀などという設定資料の欠けた子どもだましの年号を聞けば「知らない」と答えるのも当然。質問をした山谷えり子議員は
「国政に携わる方として、アフターコロニーもけっこうおすすめだという多角的な視点をもっていただきたかった」
と苦々しい顔だ。
とはいえ、UC派の長官にとっても「UC元年を西暦何年とするか」という大きな課題が立ち塞がっているのは事実。中には「ここは思い切って“正暦”に統一し、3月11日以降を黒歴史として封印してはどうか」というラジカルな意見もある。今後の福島第一原発事故の進展によっては月光蝶の発動も期待したいところだ。