長年お菓子として親しまれてきたチョコレートに、実は毒性物質の含まれていることがわかった。摂取するとからだにさまざまな支障をきたすほか、食べ過ぎれば死ぬこともあるため、消費者庁は女性に「自主回収するよう」呼びかけている。
チョコレートに混入していることがわかったのは、
「1,3,7-トリメチルキサンチン」
という物質。有毒植物が生成することの多いアルカロイド系の化合物で無色・無臭。やや苦味があるがチョコに含まれていると甘味で気が付かず摂取してしまうことが多いという。
トリメチルキサンチンが体内に取り込まれると、昂揚感とともに異常な興奮がもたらされ、心拍数が上がるほかおしっこに行く頻度が高くなる。摂取を続ければ死に至ることもあり、同庁によれば
「過去60年に死亡した人のうち9割は、チョコを食べていた」
というから恐ろしい。
おりしも14日はバレンタインデー。毒とは知らずチョコを配りまくった女性も多いなか、消費者庁は法的拘束力はないものの女性陣に
「今からでも遅くはないので自主回収してほしい」
と呼びかけている。