宮崎県で牛への感染が広がっている口蹄疫禍が、ついに東京にまで飛び火した。都は5日、新宿区のオフィス街で口蹄疫に感染した社畜が確認されたことを発表した。ゴールデンウイーク明けを控えて爆発的流行が予想されるが、都は「特に対策はしない」方針。
口蹄疫への感染が確認されたのは西新宿の中堅IT企業に勤める社畜の1匹。この社畜は4月中旬から開発案件がデスマーチに突入しており、連休も自主返上して泊まり込みで仕事を続けていた。5日朝、同僚社畜が様子を見に出社したところ、大量のユンケル黄帝液の空き瓶に囲まれてうたた寝していたため、保健所に通報した。
該当企業の社畜管理担当は、
「自己責任なのでなんとも言えない」
としながらも、感染した個体が連休前に「ユンケルンバでガンバルンバ」などとわけのわからないことを話していたと証言。同時期に感染したと見られる。
都の保健担当者は、
「IT土方は偶蹄類なので黄帝液におぼれやすい」
と注意を呼びかけるいっぽう、「代わりは掃いて捨てるほどいるので気軽に殺処分してほしい」と話している。