今月4日に石川県小松市の航空自衛隊小松基地で、主脚が出ずに胴体着陸する事故を起こしたF15戦闘機が、事故直後から姿が見えなくなっていることが関係者への取材でわかった。航空自衛隊では、
「足がなかったのでもしやとは思ったが…」
と、冬の怪談話に背筋をふるわせている。
小松基地の報道官によれば、このF15は胴体着陸した直後から
- なにやら透けて見える
- 近寄ると寒気がする
- 肩が重い
などの超常現象を引き起こしており、異常が指摘されていた。このため航空幕僚監部が霊能者の派遣を決定。7日に現地入りしたが、そのときにはすでに姿を消していたという。機体は基地内の格納庫に移動し厳重に管理されていたにもかかわらず、こじあけたり運び出したりした形跡もなく関係者は首をひねっている。
派遣された霊能者は
「じゅうぶんに戦地で活躍することもできず無残にもスクラップ処理されたF15のひとつが霊となり、小松基地に迷い込んだのだろう。主脚が出なかったことも“霊だから足がなかった”ということで説明がつく」
と話している。
自衛隊の内部では、かねてから「せっかく生まれたのに次世代戦闘機の導入で騒いでいる人間に、F15たちは怨みをもっているのではないか」とささやかれていた。今回の霊視でうわさが事実と判明したため、隊員たちは「F15をとむらってやりたい」としてタミヤのF15プラモデルをみんなで組み立て、「千機F15」として神社に奉納するつもりだということだ。