野党の不同意で暗礁に乗り上げた日本銀行の新総裁選び。起死回生の策として自民党が新たな候補者を民主党に提示、協力を打診していることが13日までにわかった。対する民主側も好感触を示しているとのことで、“金融の空白”はギリギリで回避される見通しがでてきた。
新たな候補者として浮上してきたのは、都内世田谷区在住のおかあさん(39)。家庭系ノンバンクのおかあさん銀行で長く頭取を務めてきた経歴の持ち主だ。大抜擢の理由は鋭い経営センスと
「家計に詳しく、庶民感覚が肌でわかるところ」(自民党関係者)
野党が武藤副総裁昇格案に「庶民の気持ちがわからない」と拒否反応を示したことに配慮したものとみられる。
自民党が「おかあさん総裁案」を水面下で打診したところ、民主党幹部はこれに理解を示しているとのこと。両党は「金融の空白を避けるためには早急な対策が必要」との見方で一致しており、きょうにも公式な話し合いがおこなわれる見込みだ。
おかあさん略歴:
おかあさん銀行頭取。1969年生。秦野女子短期大学福祉学科卒。ベルファーレ通い、家事手伝いなどを歴任後、合コンで現在の旦那をゲット。96年から現職。趣味はダイエット。