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2005
10/10 20:05

JAXA、小型超音速紙飛行機実験に成功 社会面

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 よく飛ぶ紙飛行機〈Vol.1〉―切りぬく本 資料写真:

二宮康明著
よく飛ぶ紙飛行機
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)はオーストラリア南部のヌーメラ実験場で10日、エンジンなしの小型無人超音速実験機をマッハ2で滑空させる実験に成功した。2002年の実施時には発進直後に事故を起こして失敗に終わっており、今回が3年ぶりの挑戦だった。
同実験は将来の超音速旅客機研究を見据えて展開されている基礎研究のひとつ。しかし、JAXAは前回実験直後に宇宙関連団体の改組に伴い大幅な予算枯渇に直面していた。少ない予算でどうやってよく飛ぶ飛行機をつくるか。二律背反する問題を解決しようと頭を抱える研究員のあいだから出た声が「二宮さんの力を借りよう」だった。
伝説の人物、電電公社(現NTT)出身の工学博士・二宮康明さんは今年79歳。すでに第一線を退いてはいるものの、いまだその道では世界的権威として名を轟かせている。「子供のころから二宮さんの飛行機に憧れていた」という後輩たちのピンチに、二宮さんは秘蔵の設計図を提供した(-資料写真参照)。
研究員たちは寝る間も惜しんで制作に没頭した。ケント紙で指を切ることもあった。セメダインCをこぼしてお母さんに怒られる惨事もあった。苦難を乗り越えて飛行機は完成した。10日早朝、豪州の青い空を前に白い機体がロケットカタパルトへ据え付けられた。いよいよ発射のとき。固唾を呑んで見守る研究員たち。3、2、1…轟音とともに紙飛行機が射出された。スピードガン計測による最大速度はマッハ2。「やった!」と、研究員たちが歓声をあげた。

本当によく飛んだ。たのしかった。またつくりたい(JAXA研究員談)

射出された紙飛行機は音速に耐えられず燃え尽きたが、研究員たちの意欲はまだ燃え続けている。

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