安倍総理は16日、首相官邸で元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代さん(36)と会談。夏の参院選への自民党公認候補としての出馬を正式に要請した。丸川さん側は前向きな姿勢を見せながらも即答を避けた。
今回の出馬要請には、低所得層の増加と社会問題化する格差解消への切り札としての意味があると見られる。東京都が16日発表した福祉保健基礎調査の結果でも、年収300万未満の世帯が約30%と5年前に比べて10%増。28%が生活保護や年金で暮らすなど、社会構造のゆがみが鮮明になりはじめている。
いっぽう、安倍氏は以前から格差解消の施策として
「格差問題なんて、朝日新聞やテレビ朝日の社員がいくら貰ってるのか聞けば終わっちゃう話なんだよ」
と話している。出馬要請の背景に、この理論に基づき丸川元アナを格差対策の最終兵器として使おうという深謀があることは間違いない。
丸川元アナがどのような科学的効力でもって格差問題を終わらせるのかは不明だが、床屋政談の専門家で“格差まぼろし派”に属するニートの愛蔵太氏は
「地平線のかなたにフォーマルハウトが妖しく輝く夜、丸川元アナが石舞台の上で、
“イア! イア! クトゥルフ!”
の詠唱とともに年収を告白すると、南極から不定形の奴隷生物ショゴスが召喚され、日本を滅ぼす。格差はなかったことになる(プレイヤーキャラクターはSAN値から3D100引かれる)」
としている。
総理は午後の記者会見で
「国民のみなさんに安心できる暮らしを保証(原文ママ)するのが私の責務。心境を漢字一文字で表すなら“めんどくさい”でしょうか」
と、格差問題に真摯に取り組んでいく姿勢を強調した。