大阪大学は22日、「ニセ科学」を自動的に見分ける機械の開発に成功したことを明らかにした。最近、全国でニセ科学がはびこっている件について各界から憂慮の声が上がっているが、これを打開する福音となりそうだ。
機械を開発したのは大阪大学の菊池誠教授。同教授は長年の研究を通じて、
「水を凍らせるとき、ちゃんとした科学理論を聞かせてやると美しい結晶に、ニセ科学では醜い結晶に育つ」
ことを突き止めた。特に「A型血液の人物が語りかけながら冷凍した場合は判別精度が上がる」現象を応用し、誤認率0.001%と非常に信頼性の高い計測システムを実用化することに成功したという。
この機械が普及すれば、学会での魔女狩りだけでなく社会の異端児あぶり出しなど幅広い応用が可能で、世の中への貢献ははかりしれない。菊池教授には今回の研究でイオンド大学からの名誉博士号授与が決まっているとのこと。いっぽう、伊吹文部科学相はこの発表を受け、午後の記者会見で
「マイナスイオンに匹敵する大発明。アインシュタイン博士が世界に冠たる民族と讃えた日本人ならでは。これを“百匹めのサル”として日本再生につなげたい」
とコメントしていた。