安倍新内閣発足から2週間。「美しい国」を掲げる総理の尽力が、はやくも実を結びつつある。科学的調査の結果、
「国の美しさが増している」
ことが、このほどあきらかになった。安倍首相の理念の正しさが科学的に証明されたかっこうだ。
調査を行ったのは計測機器メーカー大手のキーエンス。政府の依頼を受け、安倍氏首相就任前と就任後、2回にわたって「国家の品格」をあらわす数学者・藤原正彦氏の頭の美しさを専用照度計で計測した。
その結果、
- 就任前:1200ルクス
- 就任後:2800ルクス
注)バーコードをはねのけて計測
と、美しさが確実に進行していることがわかった。特定の人物の総理就任で国が美しくなることが確認されたのは人類史上初めて。「キリスト、または文鮮明氏に並ぶ奇跡」として各界に尊崇の想いを呼んでいる。
報告を受けた山谷えり子内閣府政務官は、
「総理の努力がジェンダーフリーの闇を打ち砕き、国をあまねく照らし出しつつあることのあらわれ。勝共の正しさが証明された」
との談話を発表した。
今後の問題点として、
「あまり美しくなりすぎると講演のときまぶしすぎて藤原氏を直視できなくなる」
ことが心配されているが、いつでも国のために命を投げ出すエリートとして、「同氏ならそれくらいの不便は甘受してくれるだろう」と見る筋が大勢だ。
なお、
「どうせならバーコードでごまかすのもすっぱりあきらめれば、もっと潔くて美しいのに」
と指摘した関係者は、発言直後に何者かに拉致されて行方不明になったあと、丸坊主で泣きそうになっているところを永田町近辺で保護された。