例年、元日0時の「あけましておめでとうコール」略して「あけおめこ」の集中が問題となっているが、専門家らのグループは30日、「社会的な影響が大きい」として
「元日の0時はもちろん、2時以降も控えてほしい」
との声明を発表した。
このグループは「あけおめこ問題を考える市民の会」。あけおめこについてはかねてから「該当時間帯に連絡がつかなくなる」ことが問題視されているが、同会の声明では新たに
「パートナーのいない童貞など社会的弱者がやるせない気持ちになる」
と指摘する。
声明文では、このような童貞は鬱だ死のう気分となり、正月気分で受かれてヨドバシの初売りに並んだりアキバで薄い本を買い漁ったりしなくなってしまうという。その経済効果は少なく見積もってもおよそ約2兆円。不況下にある日本をさらなる恐慌に追い込みかねない規模だという。
同会は「日本の経済が破綻しかねない。あけおめこの0時前後の自粛はもちろんだが、2時以降も人目のあるところでイチャつかないなどの努力が必要だ」と、市民に協力を呼び掛けている。