14日は、女性から意中の男性にチョコレートをわたす伝統行事であるバレンタインデーだが、今年は
「バレンタインデーは連休中にゆっくり自宅で済ます」
という男性の多いことが、民間調査会社の調べでわかった。長引く不況に伴う「巣ごもり消費」傾向が、バレンタインにも影響しているようだ。
調査をおこなったのは株式会社アイリサーチ。今月上旬の一週間にインターネットを介して1,024人の男性を対象にアンケートを実施した。その結果、バレンタインデーのチョコの受け取り方や過ごし方について「連休中にゆっくり自宅で済ます」を選択した人が64パーセントともっとも多かった。
アイリサーチでは
「今年はバレンタインデー前日までに三連休が重なり“平日に外でチョコをやりとりするよりは……”と考える男女が増えたことや、雇用の不安定化から高級レストランやホテルでカネをかけるより自宅で愛を育むことを選ぶ傾向が強まったのだろう」
と分析している。
つまり、月曜日にチョコレートをもらうようすのない男性がいたとしても、
「バレンタイン? あー、おれ二日前に済ませたわー。二日前に済ませたわー」
と言われて恥をかく可能性が高いということで、バレンタインの話題には触れないのがカッコカワイイ社会人と言えそうだ。