開催された幼女とその保護者のみの専用イベントに、とつぜん30歳以上の男性の集団が乱入。入場制限に抗議したうえに
「男性の参加も企画書で保障されている正当な権利だ」
と主張。女の子らを泣かせる騒ぎが、27日に都内であった。主催元のテレビ朝日と東映は「お騒がせして申し訳ない」と幼女らに陳謝している。
トラブルがあったのは、都内江東区の大型ショッピングセンター。この日、1時からテレビ朝日と東映が人気アニメ「ハートキャッチ! プリキュア」のイベント開催を予定していた。しかし、会場入り口に
「幼女および保護者専用イベント」
と掲示しておいたところ、突然プラカードをもった中年男性らが現れ、騒ぎを起こしたという。
この男性たちは「幼女専用イベントをなくす会」を名乗り、
「プリキュアは企画書でターゲット層が“幼女および30歳以上の男性”と規定されている。入場を幼女のみに限定するのは企画書違反」
と書かれたプラカードをもち、むりやり入場。これに幼女らが「なにあのおじさんたち」「きもーい」などと応じたため、押し問答となった。
機転を効かせた警備員が男性らを「こころのタネをあげる」などと説得、別室に誘導したためイベントはつつがなく終了したが、男性たちのリーダーは
「わたし、堪忍袋の緒が切れました」
などと立腹、依然イベント主催者と議論している最中だという。