「白い恋人」の賞味期限偽装が社会の批判を集めるなか、またしても新たな偽装事件が発覚した。“偽装列島ニッポン”の闇はどこまで深いのか。
16日までに外部告発により悪行が露見したのは「白くない恋人」。関係者で匿名希望のAさんによれば、
「出会い系サイトで知り合って、メールやりとりするうちに写メもらったんスよ、写メ。そしたら肌が抜けるように白い、チョーかわいい子じゃないッスか。喜び勇んでデートしたら、待ち合わせ場所に来たのはヘンな白くないオンナで、マジ引いた」
とのこと。強力なフラッシュを使った悪質な偽装と見られる。
同様の事例は全国で多数報告されており、
- 湘南の海岸で知り合った白くない恋人が実は年齢を5つもサバ読んでた─という賞味期限偽装
- ファンデーション厚塗りで白く見せる、無認可添加物による偽装
と手口が多岐にわたるのも特徴。消費者のあいだからは「マジだまされた」と怒りの声が聞かれる。
厚生労働省では「これから夏の終わりにかけて焦りが出てくるとは思うが、落ち着いてよく吟味して、偽装に引っかからないようにしてほしい」と警戒を呼びかけている。