消費期限問題で経営再建を迫られている不二家は2日、山崎製パンから技術指導のための人員を受け入れる覚書を締結した。愛国心の涵養や街宣活動力の向上で、不祥事再発防止をねらう。
指導のため派遣が決まったのは、山崎パン高井戸工場サンドイッチ班班長ピクルス担当で契約社員の鳥肌実氏(42歳・厄年)。鳩胸と訴えたいことのなさには定評がある。流れ作業についていけない黒夢のファンであることを活かして不二家の品質管理能力にテコ入れをはかるほか、毎週末には学会員と元気に殴り合う予定だ。
鳥肌氏は週明けにも不二家社員を集め、時局講演会「死ね! 今こそお国のために」を開催。会場では積み上がっている不二家製品を配り、不良在庫の圧縮をはかる。氏の辞書に威嚇射撃の文字はないため、当たらないよう気をつけたいところだ。
- 2007
- 02/03 09:00