警視庁新宿署は17日、首なし死体遺棄事件の容疑者として住所不定の科学者を逮捕した。この科学者のアジトからは他の遺体も見つかっており、捜査員は「悪質なマッドサイエンティストの可能性が高い」として余罪を厳しく追及している。
この事件は、16日に新宿・歌舞伎町「光子力研究所」近くの路上で、首のない胴体だけの死体が放置されているのが見つかったというもの。死体はドイツ軍人ふうのコスプレをしており、首の傷口から血が出ていないなどの奇怪な特徴から、警視庁は犯人を
「住所不定の科学者・Dr.ヘル」
と断定。身柄の確保を急いでいた。ヘル容疑者は、
「死体じゃない。
生きてる。生きてるの」
などと意味不明の発言を繰り返し、容疑を否認しているという。
家宅捜査を受けた同容疑者のアジトからは、古代ミケーネ人夫婦のからだを縦に半分ずつにし、接合した不気味な死体も見つかっている。警視庁は「死体損壊のほか、大量破壊兵器不法所持などの疑いもある」として、余罪の洗い出しを急いでいるという。
歌舞伎町界隈では最近、
「からだ返して。かえして~」
と泣きながら飛び回る外国人の生首が目撃されるなど、ぶきみな事件が相次いでいる。警察庁長官は同日「体感治安悪化の象徴的な事例。こういうことがないよう、三国人をビシバシ取り締まっていきたい」との声明を発表した。