子どもたちに人気のある有名タレント兄弟の弟が、違法なカード賭博を行った疑いで逮捕されていたことが15日までにわかった。幼児に夢を売る業界の裏で広がっていた暗い闇に、関係者は一様に衝撃を隠せないようすだ。
警視庁万世橋署にとばく開帳図利容疑などで逮捕されたのは、「スーパーマリオ兄弟」の弟として知られるルイージ容疑者(21)。調べによると同容疑者は、今ごろニンテンドーDS Liteと「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」を買ったのはいいがワールド1-2すらクリアできずに落ち込んでいるプレイヤーに近づき、
「こんなクソゲーはやめて、ミニゲームで“ルイージの絵合わせポーカー”をやらないか。カウンターストップまでプレイするとピーチ姫が脱ぐよ」
などと言葉巧みに誘いかけ、スターコインを賭けて違法賭博を行った疑いがもたれている。
ルイージ容疑者は
「同じ配管工あがりなのに兄ばかりに注目が集まるのが憎かった。金さえあればピーチ姫も自分のものになると思い、とばくに手を出した」
と、罪状を大筋で認めている。いっぽう、
- ディーラーがフルハウスを上がる率が異常に高かった
- 店内をしつこくウロつくキノピオと共謀してイカサマをしていた
などの疑惑もあり、当局は余罪を厳しく追及している。
被害を受けたプレイヤーのひとりは、
「ワールド1-2すらクリアできないことによる心の傷が、今回の逮捕で癒えるわけではない。真の被害者救済のためにはタダで“ロストマジック”を配るなどの施策が必要だ」
と涙ながらに訴えていた。