“インスリン注射鬼嫁”の模倣犯が早くも出現か…。都内世田谷区の会社役員・田中重蔵さん(59)に口内洗浄液のリステリンを与えいやがらせしたとして、警視庁は13日、おやじ虐待の疑いで妻の田中沙織(30)を逮捕した。沙織容疑者は取り調べに対し「犯罪ではない」などと主張しているという。
調べによると沙織容疑者は、今月上旬までに重蔵さんに対して繰り返し「強力リステリン」などを押しつけ、
「口がくさい」
「歩くアウシュビッツ」
「3分おきに洗え」
「息を吸ってもいいが吐くな」
などと無理難題を言った容疑がもたれている。あまつさえお茶の時間にはリステリンを原液で出し、「それでも飲めば?」などと非人道的な態度をとったという噂もある。
沙織容疑者は飲食店勤務中に重蔵さんと知り合い恋仲に。年の差を乗り越えて結婚したが、
あまりの口臭で百年の恋もさめた。あのにおいは生物の限界を超えている
などと犯行におよんだ動機を語っている。取り調べにあたっている捜査員は
被害者と同じおやじとして憤懣やるかたない。多少のおやじ臭はチャームポイントとして大目に見るのが人間
と、くさい息をまき散らしていた。