米国の牛肉処理工場が、規定に反して「へたれ牛」(自立不能情けない牛)を国内流通ルートに出荷していたことがわかった。米農務省による特別監査で10日までに明らかになった。違法出荷が発覚したのはテキサス州の処理工場。BSE問題で米国産牛肉への不信感が高まるなか、さらに逆風が強まる事態となりそうだ。
米国では、偉そうなことを日ごろから言っておきながらイザとなるとてんでダメな若い牛が急増。自宅に引きこもって母牛に経済的負担をかけるほか、近所の小学生にたかろうとして逆に恐喝されるなどの事態を引き起こし、社会問題となっている。また、人間のへたれ発症についてもへたれ牛由来牛肉との因果関係が指摘されていることから、食肉として出荷することは禁じられている。
今回の事態を受け、へたれ事情に詳しい山崎邦正さんは、
おい! アメリカ!
ヘンな牛肉出荷すんな!
やるんか! おう、いつでもやったるわ!
かかってこい!
…すみませんでした。許してください。
すぐ禁輸措置解きますんで
と、みごとなへたれぶりを露呈していた。