民主党は15日、衆院総選挙に向けたマニフェスト(政権公約)から、かねてより同党が推進してきた
「夫婦別性制度の実現」
を削除することを決定した。これにより、民主党が政権与党の座に就けば
「夫婦は同性でもかまわない」
という友愛にみちた社会が実現する可能性が高くなった。各方面からの民主党支持がいっそう強まりそうだ。
夫婦別性制度は、民主党の極右・保守グループが
「夫婦は別々の性じゃないと恐怖のジェンダーフリーかたつむり人間になってしまうのでイヤだよね」
と主張。同党のマニフェストに盛り込んできた。しかし、都議選での躍進など政権奪取も視野に入ってきたことを受け、同党幹部が
「もっと多くの人が幸せになれる社会を、責任もって実現していく必要がある」
と判断。単細胞ホモフォビアっぽい同項の削除を決めた。
公約が守られれば、姓がおなじかどうかとか婚外子がどうとかいった細けぇことは一足飛びに飛び越え、それぞれ別性でない=男性同士のカップルさえもオーケーという先進的かつ理想主義的な婚姻制度が実現することとなる。これまで白眼視され肩身の狭い思いをしてきた人々も社会の一員として受け入れられ、みんなが手に手を取り合って生きていけるすばらしい時代が到来する可能性が高い。これには性的マイノリティだけでなく、社会正義に敏感な有権者からも
「さすが民主党だ。自民党から政権を引き継ぐ資格は十分」
と評価する声があがっている。
いっぽう「腐女子」と呼ばれる異常性癖者集団からは、
「男子同士のカップリングは“禁断の愛”というシチュがあってこそ燃えるもの。“夫婦同性”を社会的に容認してしまったらハァハァ感が失われてしまう」
と身勝手な反論が出ている。「夏コミに向け追い込みの時期なのに創作意欲をそがれた。報復として“鳩山総受け本”の発行も辞さない」と狂信的行動に走ろうとする動きもあるという。先鋭化の動きを警戒する民主党の鳩山代表は万一の場合にそなえ、「やおい穴防衛」のため多数の男性ボディガードを雇い身辺警護に当たらせる方針とのことだ。