まんが家の佐藤秀峰さんが「新ブラックジャックによろしく」を自身のサイトで30円で配信するというニュースが出版界に大きな衝撃を与えているが、こんどは本家「ブラック・ジャック」もネット事業に参入すると宣言していることが21日までにわかった。こちらは崩壊の危機が叫ばれる医療現場に大きな影響を与えそうだ。
天才無免許外科医ブラック・ジャックこと間黒男さん(34)がブログ「ざくざく手術日記」で明らかにしたところによると、開始時期は未定ながらみずからのWebサイト「ブラック・ジャック on Web」でオンラインによる手術申し込みを受け付けられるようにするという。手術代については、
「わたしの手術代は高いぞ」
としており、独自のポイント(1ポイント=1億円)制を導入。一回の施術につき1ポイントかかる料金体系となる見込み。
間さんはブログで、
「1億だろうと10億だろうと、命が助かるならこんな金も安いもんだ」
と力説。ビジネスモデルの確実さをアピールしている。いっぽう、ブログに「ドクター・キリコ」と名乗る読者が揶揄するコメントを投稿すると
「それでもわたしは人を治すんだっ。自分が生きるために!!」
とわけのわからないレスポンスをしてキレる一幕も見せており、一抹の不安を感じさせられる。
なお、間氏については以前から
「自分の助手をわざわざ幼女体型に整形したロリコン容疑」
「ふだんからコートの中にメスを大量に隠し持っている銃刀法違反」
など黒い噂が絶えない面もある。警視庁では「同氏がサービスを開始すれば動かぬ証拠になる」として、無免許医療行為による医師法違反で逮捕する方針。