警視庁万世橋署は28日、ピッキング防止法違反容疑で自称「スーパーヒーロー」の男を現行犯逮捕した。同法指定の侵入工具であるドライバーを持っていた疑いだが、男は「ピッキングなどしない。私は正義超人」と容疑を否定している。
逮捕されたのは、無職・住所不定のキン肉スグル容疑者(29)。調べによると、スグル容疑者は午後2時ごろ、ふだん寝泊まりしている公園近くの牛丼屋「松屋」前をパンツ一丁で徘徊していたため、怪しんだ警ら中の警察官が職務質問したところ、持ちワザから
「キン肉ドライバー」
が見つかったという。
逮捕後にさらに署で取り調べをおこなったところ、スグル容疑者はドライバーのほかに「48の殺人技」まで持っていたため、余罪があるものとして厳しく追及中だ。これに対し容疑者は、
「わたしは正義超人。ピッキングなどという卑劣なマネはしない」
と全面的に犯行を否認したうえ、「へのつっぱりはいらんですよ」などと意味のわからないことを口走っているという。
捕まえた警官の悪魔将軍さんは
「体感治安の悪化もここまできたかと思った。逮捕のときも“友情パワーで見逃してくれ”などと言われた。おそろしい話だ」
と恐怖を語る。どうやら法とモラルを守らない「モンスター超人」が急増しているようだ。
超人に詳しいテリーマンさんのコメント:
ジャパニーズの超人はクレイジーだからな