経済協力開発機構(OECD)が実施した国際学習到達度調査(PISA)において、日本の子どもたちの成績がふるわなかった─との報道が連日マスコミでクローズアップされている。しかし、実は同調査のうち「読解力」を調べるテストにおいては、日本が世界一の栄冠に輝いていたことが、10日までにみずほ情報総研の調べでわかった。日本民族の優秀さと、マスコミの偏向報道のひどさを再確認させられる事例と言えそうだ。
PISAは、57の国と地域における15歳児約40万人を対象に複数の科目にわたっておこなわれた。今回、マスコミ発表における日本の成績低迷をいぶかしんだみずほ情報総研が、OECDの取りまとめた報告書に直接あたったところ、報道されていない科目で日本の子どもたちが好成績をマークしていたことを発見した。その科目は
「空気読解力」
で、なんと堂々の世界一だったという。
空気読解力は場の空気を読み、すばやく付和雷同する能力。実際のテストでは、クラスのいじめられっ子をどれだけ早く発見していじめる側に回れるか、ネットでの炎上にどれだけすばやく反応できるかといった観点から客観的に評価がおこなわれた。日本の子どもたちは2位以下を大きく引き離して1位にランクイン。OECDの担当者も
「とても子どもとは思えない。どんな社会で育つとこれほどの能力を発揮できるのか」
と驚きのコメントを報告書に載せていた。
また、参考のため18歳以上を対象に行われたテストでも、日本の童貞男子が
「空気嫁」
の操作技能でズバ抜けた成績により一位となっており、本場・オランダを出し抜くという快挙をなしとげた。みずほ総研では、今回のテスト結果について
「偏向マスコミに踊らされて自虐志向に陥らず、われわれの子どもたちのよいところを伸ばしていってあげることが必要だ」
とコメントしている。