ロボ猪瀬
東京都は、猪瀬直樹東京都知事を24時間稼働対応とする設計に成功したことを明らかにした。設計どおりの改造を都知事に施せば、24時間365日の完全無停止稼働が可能になる。知事・首長に無停止稼働は、実現すれば世界初となる。
この改造計画は都庁第三設計室、別名スカンクワークスがすすめていたもの。従来の都知事では、一日に8~12時間程度の稼働が限界とされていた。しかし、これでは都民の要望にこたえきれないほか、九段下駅の壁を一枚撤去するといったどうでもいい思いつきレベルの政策をポンポン提案できる量にも限界が出てしまう。
そこで、都バス・都営地下鉄に先立ち都知事を24時間稼働化させ、猪瀬イズムの年中無休展開を実現しようというのが今回の改造の目的だ。「これで都民は生活が圧倒的に便利になったような気になれる」と、同設計室担当者は語る。
改造に当たってもっとも苦労したのが24時間稼働のためのエネルギー源の調達。今回は、福島第一原発の溶融炉心を回収し熱源として組み込むことで、エネルギー源調達および被災地支援のふたつの問題を同時に解決した。改造は、猪瀬知事が外遊から戻り次第すぐにも着手する方針。