ユニバーサル迷惑ジャパン
大学生らがあいついで迷惑行為を起こし問題となっているユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、またしても新たな迷惑行為が発覚した。しかも、こんどはいちどに数万人単位の規模でフラッシュモブ的な行為に及んだというから、その迷惑度は計り知れない。いったい、USJの何が迷惑行為を呼ぶのか。はたまた日本人のモラルはついにここまで地に落ちたのか。
被害者のひとりであるTさん(仮名)によれば、被害にあったのは今月6日。大阪旅行のついでに評判のUSJをひと目見ていこうとひとりで入園したTさんを、おそろしい迷惑行為が襲った。なんと、独り身のTさんの目の前で、カップルとおぼしき男女が手をつないでイチャイチャするようすを見せつけてきたというのだ。隙あらば抱き合うそぶりさえ見せる男女に、Tさんは「うらやましくて迷惑なのでやめてください」と抗議したが、「なにおじさん」「きもーい」と聞き入れられなかったという。
しかも、Tさんに迷惑行為に及んだのはこのふたりにとどまらなかった。園内にいるあいだに、Tさんは目視確認でおよそ5,000組以上のカップルが同様かそれ以上の迷惑行為に及んでいるのを目撃。多大な迷惑を被った。しかも、彼らはあろうことかそのようすをケータイで撮影し、TwitterやFacebookにアップロードして悪びれるようすもなかったとのこと。
今までの迷惑行為には断固たる態度を示してきたUSJ側も、なぜか今回は「まあしょうがないよね」と大目に見るもよう。これにはTさんも憤懣やるかたないようすで、「こんなモラルの欠けた迷惑行為をのさばらせるならUSJを閉園すべき。早晩同様の問題を起こすであろうディズニーリゾートや全国の遊園地もぶっつぶしてしまえ」と私怨をまきちらしていた。