東京・秋葉原一帯を管轄とする警視庁万世橋署は23日、各メイドカフェに「床の間」設置するよう指導に乗り出すことを決めた。秋葉原で頻発しているとされる「メイド狩り」対策の一環。署員のメイドさんとの親睦も兼ねる。
最近の秋葉原界隈では、バーチャルリアリティの悪に汚染されたオタクが現実と虚構の区別をつけられなくなり、メイドを襲う
「メイド狩り」
を引き起こしている。同署では、メイド狩りの原因は
「日本の伝統である“床の間”がないため、人間力が低下してバーチャルリアリティの悪に染まってしまった」
ことにあると判断。メイドカフェに床の間を造営することでオタクの人間力をアップさせ、犯罪を未然に防ぐことを狙う。
署員が警ら中にメイドカフェに立ち寄り、メイドさんとジェンガなどをしながら床の間設置の相談に乗るという。費用は同署が貯め込んだ裏金を転用することで充てる。万世橋署広報室では、
「床の間があると、なんとなくメイドさんも床上手なのではないかという期待感が増す。日本の伝統はすばらしい」
との見解を発表している。