防衛庁を「防衛省」に。今国会での法案提出に向け機運の高まりを見せていた「昇格論議」だが、見送られる公算がほぼ確実となった。自民党の武部幹事長が12日午後、記者向けの懇談会席上で明らかにした。
防衛族にとっては長年の悲願だった省への改組だが、またも頓挫する原因となったのはゴジラの滅亡だ。武部幹事長は
防衛庁の仕事といえばさっぽろゆきまつりとゴジラ対策が二本柱だった。しかし、ゴジラは「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」を最後にもう出現しないことが決まっている。公約に反して復活したら東宝に責任をとってもらえばいいし。出番の減った防衛庁を昇格させるのは「小さな政府」づくりの趨勢からみてもムダ
と語る。
記者団からは「ゴジラ以外の脅威にはどう対抗するのか」との質問も出たが、武部氏は
マスクド・ライダー・システムとかいろいろあるでしょ。インフェルシアも倒したし、当面の脅威はないよ
とさえぎるように答え、会場をあとにした。
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