西岡武夫参院議院運営委員長は9日、「参院での“クールビズ”を廃止したい」との提案を理事会で行った。次期国会から本会議・委員会でのネクタイ着用義務を復活させたいとの意向。参院では一昨年から、夏季の冷房温度を上げるかわりに各党の申し合わせでクールビズが導入されていた。
西岡氏は席上、
「昨今急増している“腐女子”にとって、スーツ・ネクタイの成分は生きていくために必要不可欠。“良識の腐”たる参議院みずから率先して、彼女らの力になっていくべき」
と理由を述べた。「腐女子」とはホモ好きのオタク系女子のことで、巨乳率が高いことなどから「意外にこんな彼女もいいかも」と、このところ注目を集めている。
腐女子保護を意図したクールビズ廃止の提案に対し、与野党からは「“おじさま、おじさま”とファンになられちゃうかも」「801ちゃん萌え~」などの意見が続出。10日以降も継続的に協議していく予定だが、いまのところ廃止の方向で動く可能性が高そうだ。いっぽう、一部識者からは
「腐女子を甘やかすとつけあがり、総受け本を作られてしまうほかテニミューのキャスト主演で映画化されるなどの恐れもある。自重させるべきではないか」
と危険性を指摘する声もある。