米アップルのスティーブ・ジョブス氏がお忍びて訪日時、関西国際空港で所持していた手裏剣を没収され逆ギレしたとの報道が話題を呼んでいるが、同社広報部は15日「まったくの事実誤認」との談話を発表した。
発表された内容によると「ジョブス氏が関空で没収を受けたのは事実」だという。しかし、没収されたのが手裏剣だというのはまったくの事実無根で「悪意に満ちた情報の歪曲」だと同社は主張。
「実際に没収されたのはクナイだ」
というのだ。
忍者の暗器として有名な手裏剣だが、いわゆる「卍型手裏剣」は後世の想像の産物で実用に耐えず、棒手裏剣が主に用いられていたというのは日本人なら常識。日本通のジョブス氏ももちろんこれを知っており、携えていたのはより実用性の高いクナイだったのだという。
今回の偏向報道にはジョブス氏もいたく激怒しており、
「手裏剣とクナイの区別もつかないこんな国、二度と来るか!」
とすごい剣幕だとのこと。改めて大手メディアの報道姿勢が問われそうだ。