気象庁は3日、
「寒いギャグを連発して世間を急激に冷え込ませた」
として、住所不定無職の木枯らし1号容疑者を現行犯逮捕した。同容疑者は今のところ犯行を正当化する供述を繰り返しているという。
調べによると木枯らし1号容疑者は2日夜から3日にかけて東京付近にしのびより、
「秋にはもう、あきあきしたねえ」
「寒いとみかんを食べたくなるね。さ、むいたむいた」
などと寒いギャグを連発した疑いがもたれている。この影響で東京では最低気温5.5度を記録。都民が大いに寒がり、女子のスカート率が下がるなどの被害が出た。
木枯らし1号容疑者はオホーツク海出身。例年この時期になると不法入国し、頼んでもいないのにくだらないギャグを言ってまわってあたりを寒くするという迷惑行為を繰り返していた。また、「力の1号」と異名をとる同容疑者には「技の2号」と呼ばれる弟がおり同様の犯行に手を染めていることから、気象庁ではアメダスなどでゆくえを追っている。
取り調べに対し1号容疑者は
「私は伝統的な日本の風物詩。逮捕なんてしたら、ふう、ぶつし!」
などと容疑を否定しては捜査員を凍りつかせており、まったく反省のようすを見せていないとのこと。くだらないダジャレを言うのはダレジャ! と苦言を呈したいところだ。