電機大手のシャープ(本社:大阪)は、ネット右翼向けの持ち歩きインターネット端末(MID)新製品
「ネットウヨーカー」
を月内に販売開始する。ネット右翼の愛国活動支援に機能を特化することで実現した重量500グラム以下というコンパクトさが特長。
ネットウヨーカーは、基本ソフトに純国産OSのTRONを採用することで必要リソースを軽減。この連続10時間の利用が可能だ。対応アプリケーションの少なさがネックとなりそうなところを、
「想定ユーザーはどうせ2ちゃんねるの巡回と二次エロ画像の閲覧しかしない」
という判断から、余計な機能をバッサリ切り捨てたシンプルな構成となった。
ソフトウェア面では、ネット右翼のネット街宣活動を支援するため「チョン乙」「ミンスが政権とれば日本は中国の属国」といった定型文のほか、特大AAなどの辞書を装備。ワンクリックですばやく「プギャーry)」など愛国心あふれるカキコが可能だ。ネット接続用のWAN機能は標準では搭載しないが、ISP「靖国ネット」の専用プランを契約することで英霊との精神感応によるワイヤレスブロードバンド通信を利用できる。
シャープ広報部では
「自民党下野によりネット右翼活動の重要性がいやますなか、自宅警備中でもトイレに行くときや寝転がりながら使用できる可搬性の高いデバイスへのニーズが増大している」
と商品化のきっかけを話す。なお、同社は姉妹製品「ネットサヨーカー」の投入も検討していたが、いまどき純粋培養のサヨクは天然記念物で市場性がないため断念したとのことだ。