鳩山邦夫総務相は5日、公然わいせつの現行犯で逮捕・起訴猶予処分となったSMAPの草なぎ剛さんを地上デジタル放送の普及促進キャラクターに再起用する可能性について、
「ゼロではない。
スク水を着用しての出演ならありうる」
と述べた。草なぎさんにとっては芸能界本格復帰の試金石となる大きなチャンスだが、人間としてたいせつな何かを失ってしまうかもしれないだけに難しい判断を迫られそうだ。
総務相は草なぎさんが六本木の公園で全裸で暴れて逮捕された際、「最低の人間だ」と厳しく批判した過去がある。それが一転して今回復帰許可を示唆した背景について、鳩山大臣は
「日本には“秘すればこそ花”という美徳がある。
全裸になればエロいというものではなく、スク水をまとうことで新たに生まれる淫靡さを追求するのが美しい和の心だ。(草なぎさんが)そういったことを理解できるところまで成長したというのであれば、出演もありうる」
と説明する。
地デジの普及促進キャラクターについては、黄色いスク水にこだわった「地デジカ」が現在草なぎさんに代わって就任しているが、以来ネットでの地デジへの注目度は確実にアップしたと言われる。地デジ認知度アップにスク水が大きく貢献していることの表れと言えるだろう。もし草なぎさんがスク水姿で復帰すれば地デジ認知度はさらに向上し、政府が掲げる「2011年までの完全移行」という無茶な計画の達成も夢でなくなる可能性もある。
なお、鳩山総務相は
「(草なぎさんが)スク水という復帰条件を受け入れない場合には、私みずからがスク水姿で地デジPRに打って出る」
としている。国民の目を腐らせないために、草なぎさんには勇気ある決断を願いたいものだ。